BTSは宿舎でシェアハウス状態だった

BTS

BTSはシェアハウスで暮らしていた

BTSといえば、世界的な人気を誇る韓国出身のアーティストです。
経済的な収益も半端ないとされており、さぞかしラグジュアリーな豪邸に住んでいるか、超高級マンションに暮らしているのではと思われるかもしれません。
確かに、現在は各自が独立して一人暮らしをしていますが、2020年にアメリカのビルボードチャートで1位を獲得して世界を驚かせた直前まで、メンバー7人で共同生活を送っていたのです。
デビュー前からBTSを追いかけてきたファンにとっては周知の事実ですが、BTSがメジャーになってから存在を知った方にとっては驚きかもしれません。
BTSの共同生活の歴史を見ていきましょう。

公開オーディション時代からの宿舎

最近では日本人アイドルグループのNiziUが、韓国で共同生活を送りながら公開オーディションでメンバーが選抜されていったことで、日本でも話題を集めました。
韓国では、候補生が共同生活を送り、絆を深めつつも、選別されていくという公開オーディションによるデビューが定番化しています。
BTSも同様に、デビュー前の練習生時代から、メンバーが共同生活する様子や練習風景がYouTubeなどのSNSや韓国メディアを通じて配信されていたのです。


その最初の宿舎が、メンバーが青い家と呼んでいた、わずか17坪のアパートの1室です。
論峴洞にあるアパートの3階で、もともとオフィスであった部屋を改装しました。
室内からトイレ、ベランダに至るまで青く塗られていたので、青い家と名付けられました。
わずか17坪の場所に男性7人で住むのですから、ゆとりがありません。
小さなキッチンや物であふれかえったリビング、寝室には2段ベッドが並べられ、メンバー全員が同じ部屋で寝起きをともにしていたのです。
BTSは2013年にデビューしますが、その後も2年にわたりこの狭い部屋に暮らしていました。
メンバーの仲の良さは、青い家から脈々と形成されていったわけです。

おしゃれなヴィラへ

人気が出始めて2015年におしゃれなヴィラタイプの家に引っ越しました。
合井(ハプチョン)駅直結のメセナポリスという大型複合施設で、青空の天上が見渡せるメセナポリスモールなど商業施設も併設されています。
日本の六本木ヒルズの設計を手掛けた方がデザインしており、BIGBANGやAPINKなどの人気のアイドルグループも暮らしていたので、宿舎のグレードアップと言えます。
トイレも2つありますが、7人で暮らすのですから、やや便利になった程度でしょう。
個室が与えられたわけではなく、ここでも3つの部屋をシェアします。
この宿舎には2017年末まで暮らしていました。

高級マンションへ

人気が白熱したことで引っ越したのが、韓国ソウルでも最も高級とされる龍山区漢南洞にあるハンナム・ザ・ヒルと呼ばれるマンションです。
コンドミニアムのようなデザインで、70.52坪ほどの3階建ての一軒家をシェアしていたと言います。
2019年6月頃からは2階建ての一軒家へとマンション内で引越をしています。
2017年12月1日から2019年11月30日までの契約だったと言いますが、その間の家賃は40億ウォン(日本円で約3億8,000万円)と言いますから、ハイグレードです。

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